メシトモ!
 部屋を出ると涼太がもうキッチンにいた。

「涼太、なんでこんな朝早くに起きてるのよ」

「今日提出のレポートができあがってないから早起きしたんだ。玄関みたら姉ちゃんの靴があったから。ついでに朝飯作ってるの」

「ありがとう」

 洗面所に行って顔を洗いメイクをして戻ると、私の分の朝ごはんができていた。

「うわ、いただきます」

 ご飯に味噌汁に目玉焼き。なんて健康的な朝ご飯なんだろう。味噌汁をすすると、さっき眠気を覚ますために冷えた体が生き返る。

「涼太、味噌汁が美味しい」

「そりゃ、よかったね。姉ちゃん、年末年始まで、こっちで居れば」

「ああ、そうしようかな。大晦日も元旦も仕事だし。頃合いを見計らって、顔出すために行ったり来たりするのも面倒だからこっち居る」

「わかった。父さんにも言っておく」

 朝ごはんを食べ終わると、涼太はすぐに食器を片づけて、代わりに弁当箱が置かれた。

「なにこれ?」
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