メシトモ!
一応、涼太を見送ろうと自動ドアの方へ歩いていると、誰かが私の腕を掴んだ。振り向くと加絵がいた。そして隣にいる涼太の腕を佐々木さんが掴んでいる。
「君、杉山さんの知り合い?」
佐々木さんの聞かれた涼太は戸惑いながら「弟です」と答えた。
「こらから二時間くらい予定空いてる?」
「はい、今日の講義は午前で終わったので」
この一言で佐々木さんは「杉山さんと弟さん、ちょっとこっちに来てくれないかな」と言って、私たちを第二試着室へ連れて行った。
本来ならこの試着室は、ここで結婚式を挙げようと考えているお客様が使う場所。第一試着室より少し狭く、ブライダルフェア中は、ここがデザイナーさんの控え室になっている。
加絵は「マネージャーに宏実を少し借りるって言っておくから」と言って、部屋を出て行った。なんでこうなっているのか、さっぱりわからない。
涼太は居心地悪そうに座っている。
「突然すみません。僕は佐々木と言います」
佐々木さんは律義に涼太に名刺を渡した。うちの弟に名刺なんて渡さなくても、と思わず言いそうになった。
「ありがとうございます。姉がいつもお世話になっております。弟の杉山涼太です」
「君、杉山さんの知り合い?」
佐々木さんの聞かれた涼太は戸惑いながら「弟です」と答えた。
「こらから二時間くらい予定空いてる?」
「はい、今日の講義は午前で終わったので」
この一言で佐々木さんは「杉山さんと弟さん、ちょっとこっちに来てくれないかな」と言って、私たちを第二試着室へ連れて行った。
本来ならこの試着室は、ここで結婚式を挙げようと考えているお客様が使う場所。第一試着室より少し狭く、ブライダルフェア中は、ここがデザイナーさんの控え室になっている。
加絵は「マネージャーに宏実を少し借りるって言っておくから」と言って、部屋を出て行った。なんでこうなっているのか、さっぱりわからない。
涼太は居心地悪そうに座っている。
「突然すみません。僕は佐々木と言います」
佐々木さんは律義に涼太に名刺を渡した。うちの弟に名刺なんて渡さなくても、と思わず言いそうになった。
「ありがとうございます。姉がいつもお世話になっております。弟の杉山涼太です」