メシトモ!
「そういうことなら喜んで。さっき渡した名刺、ちょっと貸してくれるかな」

 涼太はテーブルの端の方に置いていた名刺を両手で佐々木さんに渡した。

 佐々木さんは名刺の裏に電話番号を書き込んだ。

「これ僕のプライベート用の番号だからいつでも電話して。留守電になってしまうことも多いけど、メッセージさえ残してくれれば、必ず掛け直すから」

「はい、ありがとうございます」

「涼太君は二十歳超えているのかな?」

「はい、今年で二一です」

「杉山さん」

 突然、佐々木さんがこっちを見たのでびっくりした。

「涼太君は成人していますが、涼太君のモデルの件、保護者としてご理解いただけますか?」

「はい。弟が自分自身で決めたことですから。今日一日、弟のことをよろしくお願いいたします」

「こちらこそ、ご無理の上で代役を引き受けてくださいありがとうございます」

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