メシトモ!
 お互いにお礼を交わし、涼太は佐々木さんと一緒に男子更衣室へと向かった。

 私も急いで会場へ向かい、宴会・パーティー部門のマネージャーである山崎さんに声を掛けた。

「入るのが遅くなってしまい申し訳ありません」

「大丈夫よ、お客様が受付を終えて、テーブルに着いたくらいだから。ドリンクのサービスにすぐ入って」

「はい」

 山崎さんの立っているすぐ横のテーブルに積まれているトレンチを片手で持った。

 会場の半分くらいが埋まっている。お客様が荷物を置いて、落ち着いた頃合いを見計らい、テーブルを回った。

 ワンドリンク無料と次からのオーダーは有料になることを説明し、オーダーを受ける。受けたオーダーを自分でセットして、お客様の所へ再び向かう。

 お客様にドリンクが行き届いたころで、照明が落とされた。トレンチを持ったまま壁の方に寄った。

 舞台では今回のウェディングショーの説明や諸注意を言っていた。

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