未知の世界3
手術開始から10時間が経過して、手術は終了した。
私はそれから5時間後に目を覚ました。
上半身に激痛が走っている。
そばには幸治さんがいる。
「かなっ!気づいたか?
痛いだろ?すぐに鎮痛剤入れるからな。」
すごく疲れた顔の幸治さん。初めてみた。
そんな姿を見てると、痛みが少し和らいできた。
幸治さんのてきぱきとした動作を見る。
「どうした?そんなに見て。」
私の顔を幸治さんが覗き込む。
自分が生きてることに、
嬉しくって。
幸治さんにまた会うことができて、
嬉しくって。
体の痛みに堪えれなくって、
痛すぎて、
いろんな感情が交差して、
目頭が熱くなった。