陥落寸前!?俺様部長に愛されすぎています。



だけど今年も俺はビンゴ大会で景品をゲットできなかった。
亜沙美と翼はまたゲットしていたのに何で俺ってついてないんだよ…。


パーティが終わると亜沙美は彼氏が迎えにきて帰ったし、翼は副社長にと一緒に帰るし…
俺だけ入社してからずっと一人だよな…。


俺はパーティ会場を出て、帰ることにした。


俺が会場を出て帰ろうとしたら前田さんが居て、俺に近づいてきた。


「幸太先輩…少し時間ありますか?」


「あるけど…どうした?」


「ここじゃあれなんで向こうにある大きなツリーの所へ一緒に行きましょう!」


そう言って俺達はツリーまで歩いた。


ツリーの前に着くと、恋人達はそのツリーを一緒に眺めたり、抱き合ったりしていた。


そして前田さんは暫くツリーを眺めた後、俺に言った。


「幸太先輩…好きです!」


「えっ?」


「冗談とかじゃなくて幸太先輩がずっと好きでした。
入社して幸太先輩の優しさに触れて、気づいたら目で追っていて…。
どうしようもないくらい大好きです!
私と…付き合って下さい!」


急な告白に戸惑った。
だけど直ぐには"うん"とも言えなくて、前田さんが嫌いな訳じゃないけどもっと前田さんを知りたいと思った。


「ありがとう前田さん!
だけどもう少し前田さんを知って返事をしたいんだ。
それでもいいかな?」


「はいっ!私、絶対に幸太先輩に好きになってもらえるように頑張ります。
じゃあまた会社で…」


そう言って前田さんは帰って行った。
どうやら亜沙美が言っていた事は当たっていたみたいだ。












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