冴えない彼はメガネを外すとキス魔になります!


「…夏希とずっとくっつ………」

語尾が小さ過ぎて聞こえない。


「ずっと何?」


「……夏希とずっとくっついていたいんだよ」

一度、こちらに向いた顔は語尾を乱暴にしながらプイっとそっぽを向いてしまった。


「可愛い…」


可愛すぎる。


「はっ? 可愛いって…バカにしてるでしょ?」


「してないよ。素直に可愛いって思っただけ」



「そうやっていつまでも年下扱いして。くっついてるったって、ただくっついてるだけじゃないよ。わかってる?たくさんシタいって事なんだけど。」


「たくさんシタいって!」


ストレート過ぎてどう答えていいかわからない。


「年下っていつもバカにするから、若さを教えてあげないとね」

悪い顔をする亮介。
年下という言葉に敏感になっているのにが訳がある。




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