モンスターガール~彼女はいつもカメレオン~
やっぱりネコってすごいな。
私は絶対あんな風にはできないや。
そして時間が経ち、カラオケ時間終了を知らせるコールが鳴る。
「時間みたいだけど、どうする?」
どうする?って……。
帰らないのかな?
ため息が出そうになった瞬間、ネコが言った。
「まだ遊んでいたいんだけどぉ……。私、家に帰ってお料理とかしなくちゃいけないの。だから、今日はごめんね」
ネコが料理?
なんてしそうにないけど。
「へぇ、萌ちゃん料理とかするんだ?じゃあ、今日は帰ろうか」
「そうだな」
とりあえずよかった。
そして四人で会計に向かい、支払いをするときに一瞬ヨシヒコに睨まれた気がするけど、何事もなく終わった。
「じゃあ、私たちこっちだから、又ねー!」
「うん。萌ちゃん又ね」
ネコはニコニコして一生懸命手を振り、イケメンとヨシヒコが見えなくなった瞬間、手を振るのを止めて真顔で言った。
「あー、疲れた。料理は美味しかったけど、超ダルかったね。タケトって奴、今度ふたりで遊ぼうって超ウザイの」
「そう……」
男子と別れた瞬間、元に戻っちゃった……。
「あのヨシヒコって奴も超キモくない?」