守られお姫様
優「亜希〜?」




亜「ごめん!だって止めたかったんだもん…。」




爽「人のデート壊すの良くない。」




優「ったく〜。ひとまずココを離れようー。注目集めすぎてる。」




その言葉で周りを見ると観覧車に来ていた人、近くを通った人に見られてる。




『そこらへんにベンチがあるよ。』




優「じゃあ、そこまで行こう〜。」




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亜「え?!じゃあ、最初から気づいてたの?」




『うん。だって、バレバレなんだもん。』




亜「うわー!会話も聞こえてた?」




『うん。ある程度ね。』




亜「そんなぁー!」




亜希君は終わったって顔をしていた。




優「いやー、ごめんねー?デートを壊そうとかは思ったなかったんだよー?」




爽「そもそも、これを考えたのは亜希。」




あの、爽君…、何気に亜希君に罪をなすりつけたよね!




亜「皆して俺が悪いって言うのかよー!」




えっと、ごめん。




『「「「「悪い。」」」」』




亜「酷い…!」




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