最強女総長×俺様総長Ⅱ


そのあとは喧騒もなく、あいつの場所へ辿り着いた


はぁー


ここに来てしまったか、、、


溜息しか出ないな


あたしはもう一度溜め息を吐き、中に入った


いつもこの病院に来ると、チラチラとみられる


何故なんだ、まったく


(凛の美貌にみんな振り向くのである。そして、その美貌に加え裏の世界を思わせるオーラがまた一際際立っているのである。)


この視線が嫌で来るのが嫌な理由の一つでもある


あたしは視線を気にせず、颯爽とナースステーションに向かう


凛(零)「あいついる?」


あたしは見知った顔のナースに言った


看護師長「あら!今日はどうなさったんですか?」


この病院の看護師長だ


凛(零)「ちょっとこの前の傷が開いて、、、」


あたしは苦笑いしながら言った


看護師長「あらあら、またやってしまったのね。

院長にまた怒られちゃうわね」


この人はあたしがここに来て、あいつに怒られることを知っている


長年、あいつの元で働いているからな


凛(零)「あいつ、今いつものとこにいます?」


看護師長「えぇ。今の時間だったら誰もいないわ」


凛(零)「ありがと。じゃ、行きます」


看護師長「えぇ。また喧嘩しないでね」


そう言って見送ってくれる


そのあと、ナースステーションで


ナース「師長、あの方と知り合いなんですか?」


看護師長「あぁ、あなたは赴任してきたばかりだったわね。

あの人は、院長の知り合いの人よ。

怪我したときなどに来るのよ」


ナース「そうなんですね。

ってことは、今日も治療ですか?」


看護師長「多分そうね。

この前の怪我している手にハンカチが巻かれていたし、そこに血が付着していたから傷が開いたようね」


ナース「よく、気付きましたね。

全然、痛そうにしていませんでしたのに」


看護師長「フフッ。

長年の付き合いってところかしら。

私はまだ、そんなに付き合っていないからこの前来た時の状況とかで判断するしかないんだけどね。

だけど、院長はすべてわかるみたいよ」


と嬉しそうに言った


ナース「そうなんですね。なんか楽しそうですね。

それにしても、あの人とても綺麗な方ですね」


看護師長「昔から可愛いというより、綺麗な人だったからね。

年齢も増して、さらに色気が出たってことかしら」


こんな会話がされていたことを凛は知らなかった


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