指先からはじまるSweet Magic
せっかくこのまま夢の世界に陶酔出来るところだったのに、いきなり現実に引き戻された気分。
「ん、何よ? 圭斗」
少しだけ眉間に皺を寄せながらパチッと目を開く。
一番先に目に飛び込んで来たのは、圭斗の真っ白なTシャツの胸元。
軽く顎を上げると、圭斗の両腕は真っ直ぐ私の頭上まで伸ばされている。
ここからでは目に入らない圭斗の顔を必死に目を向けて探すと、圭斗は少し身体を起こしてチラッと私に目線を向けた。
「だから、……声」
「え?」
「声がエロい。変な気分になるから、ちょっと抑えて」
「……はっ!?」
どこか不機嫌に早口でそう言うと、圭斗はフッと私から目を逸らして、再び手を動かし始めた。
「な、何よ、エロいってっ……!」
焦って反論しようとしながら、記憶を辿ると私まで恥ずかしくなって来た。
無意識に漏れる快感の声っていうのは、言い訳のしようもない。
「だ、だって仕方ないじゃない! 圭斗上手いし、ほんと気持ち良くて……」
「それはどうも。けど、その言い方も普通に聞いたら相当誤解を招くから」
「う……」
た、確かに。
いろいろと反論したいのはヤマヤマだけど、ものすごく意識的に言葉を選ばないと、今この状況はどう想像しても妖しさ満載だってことに気付く。
「ん、何よ? 圭斗」
少しだけ眉間に皺を寄せながらパチッと目を開く。
一番先に目に飛び込んで来たのは、圭斗の真っ白なTシャツの胸元。
軽く顎を上げると、圭斗の両腕は真っ直ぐ私の頭上まで伸ばされている。
ここからでは目に入らない圭斗の顔を必死に目を向けて探すと、圭斗は少し身体を起こしてチラッと私に目線を向けた。
「だから、……声」
「え?」
「声がエロい。変な気分になるから、ちょっと抑えて」
「……はっ!?」
どこか不機嫌に早口でそう言うと、圭斗はフッと私から目を逸らして、再び手を動かし始めた。
「な、何よ、エロいってっ……!」
焦って反論しようとしながら、記憶を辿ると私まで恥ずかしくなって来た。
無意識に漏れる快感の声っていうのは、言い訳のしようもない。
「だ、だって仕方ないじゃない! 圭斗上手いし、ほんと気持ち良くて……」
「それはどうも。けど、その言い方も普通に聞いたら相当誤解を招くから」
「う……」
た、確かに。
いろいろと反論したいのはヤマヤマだけど、ものすごく意識的に言葉を選ばないと、今この状況はどう想像しても妖しさ満載だってことに気付く。