キミの一番大切な人
「ははっ


ありがと。


私よりうまい人なんかいっぱいいるよ



じゃあそろそろ戻ろっか」




「うん!」




私たちは元の場所へと戻った




「理沙!



もうスタンバイしといたほうがいいらしいから、行こうぜ!」





教室に戻るとすぐに奏多に声をかけられた




「うん!」




私は頷き、奏多と中に入っていった



「俺らの位置はここらしい」



「暗いね…」





私たちの位置は、ちょうどお化け屋敷の中間あたり




近くに入り口の明かりもなければ、出口の明かりもない




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