アサガオを君へ
「夏樹…。もう誰もいないから。帰るよ」
「……喉が痛い」
ゲホッと咳き込む夏樹はボーッとした目を開けて、ベッドからおりて立ち上がった。
でも数歩進んだだけで、よろけたから私は夏樹のリュックを持って手を出した。
「ほら。誰もいないから」
ジーッと私の手を見つめた後に、ギュッと私の手を握りしめた。
指先から伝わってきた夏樹の体温はとても熱かった。
私は夏樹の手を引っ張りながら、普段使うことのないバス停まで歩いた。
いつもより少しゆっくり歩きながら。
「……喉が痛い」
ゲホッと咳き込む夏樹はボーッとした目を開けて、ベッドからおりて立ち上がった。
でも数歩進んだだけで、よろけたから私は夏樹のリュックを持って手を出した。
「ほら。誰もいないから」
ジーッと私の手を見つめた後に、ギュッと私の手を握りしめた。
指先から伝わってきた夏樹の体温はとても熱かった。
私は夏樹の手を引っ張りながら、普段使うことのないバス停まで歩いた。
いつもより少しゆっくり歩きながら。