アサガオを君へ
でも頭の中に散らばったまま飛び出そうとした汚い言葉は、発せられなかった。
いつのまにか後ろの扉は開いていて、後ろから口をおさえられたから。
後ろを向かなくても。
声を聞かなくてもわかる。
この体温は夏樹だ。
「橋本さん。悪いけど、もうそれだけやったら、十分に気は済んだろ?」
突然の夏樹の登場に、すっかり青ざめた橋本さんは呆然と夏樹を眺めている。
それを見て夏樹は私の口から手を離して、代わりに私の腕を掴んだ。
「行くぞ」
私は何も言わず夏樹に手を引かれた。
いつのまにか後ろの扉は開いていて、後ろから口をおさえられたから。
後ろを向かなくても。
声を聞かなくてもわかる。
この体温は夏樹だ。
「橋本さん。悪いけど、もうそれだけやったら、十分に気は済んだろ?」
突然の夏樹の登場に、すっかり青ざめた橋本さんは呆然と夏樹を眺めている。
それを見て夏樹は私の口から手を離して、代わりに私の腕を掴んだ。
「行くぞ」
私は何も言わず夏樹に手を引かれた。