【完】幼なじみのあいつ
「おまたせ、亮ちゃん!」
部活帰り、結局翔ちゃんにまたオンブをして貰って亮ちゃんの待っている下駄箱まで来た。
下駄箱に着くと、もうそこには亮ちゃんがいた。
亮ちゃんの隣には早紀ちゃんもいる。
2人は私と翔ちゃんを見るなり、目を丸くして驚いた。
そりゃ、そうだよね?
私、翔ちゃんにオンブしてもらってるんだもん。
「鈴、どうした?」
先に声をかけてきたのは、亮ちゃんだった。
「へへっ。転んで膝を怪我しちゃったのー」
恥ずかしくてちょっとおどけてみたりする、私。
そんな事を言っている間に翔ちゃんがしゃがんだので、翔ちゃんから降りた。