海恋


「でもさ、そん代わしさ、わんは……
ダサい奴とは………付き合えん」



「えっ?」



「やさから………… もう、咲良とは話せないさねっ!」



ニコニコとしながら、泰代は言った。



え……。



ダサかったら、付き合えない…?



あたしはその時、ハッとなった。



泰代に以前にダサいと言われて捨てられた人達は、殆どが孤立してしまっている。



あたしも、ここで髪を染めなかったら、孤立してしまうかもしれない。



リコにも、無視されてしまうかも…。



ユウちゃんみたいに、無視されて、捨てられてしまう………。



そんなの…………………



「…泰代」



「ん?」



「あのさ……」

















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