海恋
そんなの…………………… やだ。
「カラーリング、する…っ」
「あいっ、本当かね?!」
「本当…」
「嬉しーば!
2人で、うじらーさんになるさっ」
泰代は、ハイテンションになった。
あたしは結局… カラーリングする事を決めた。
孤立するなんて……リコに無視されるなんて……。
絶対に、嫌だった。
あたしと泰代は、それぞれ違う色のカラーリング剤を買い、ドラッグストアを後にして、○オンを出た。
どうもこの近くにあるらしい、泰代の家に案内された。
家の玄関を開けると、中はシーンと静かだった。
「今、親とか誰もいないが。
入って大丈夫さよ」