海恋
父親は、あたしが中学2年生の時に、亡くなってしまった。
母親は、父親が逝ってしまった途端、急に頭が狂い始め、あたしに酷く暴力を奮うようになった。
今でも、あたしに暴力を奮い続けているし、最近は酒癖も酷くなった。
この前帰ったら、10本以上のビールの空瓶と、真っ赤な顔でぶっ倒れている母親を発見した。
お爺ちゃんとお婆ちゃんは、あたしがまだ小さかった頃に亡くなってしまった。
兄弟もいなくて、一人っ子。
だから、家族なんていない。
学校でも、友達と呼べる人なんていなかったし、担任にも見離されている存在。
味方なんて1人もいない。
あたしが死のうが生きようが、実際、どうでもいい話なのだ。