海恋
更にお婆ちゃんは、とんでもない事を言い出した。
「もしかしてコヌ子、七海のガールフレンドかえ?」
「ちっ、違うが!
おばあ、余計な事言うなや!」
七海が真っ赤になりながら否定する。
「ホッホ、照れおって…。
まぁべっぴんさんだしのぉ」
べ、べっぴんさん…!?
そんな事言うから、あたしまで真っ赤になる。
「ホッホ、2人ともちらが真っ赤だが。
ほらそんなとこに突っ立ってないで、早く入りんさい」
お婆ちゃんに促され、あたしたちはやっと中に入る。
「今日からここが咲良ぬ部屋だが。
自由に使ってくれて良いさぁ」
七海に案内され、今日からあたしの部屋になる場所にやって来た。
6畳位の畳の部屋で、小さめのテーブルと座布団が2つ。