海恋
「陸くん、どうかした?」
「悪い、教科書忘れたから、見してくんない?」
「あ、いいよ」
陸くんの机に自分の机をくっ付けると、教科書を真ん中に置いた。
「サンキュー」
陸くんが優しく笑った。
胸がドキドキ高鳴る。
うーん… 確かに、小学生の時人気だっただけあるよね。
横をチラッと向いてみると…
うわっ!
近~い…。
整った顔立ちが、間近に見えた。
綺麗な横顔を時々チラチラ見つめていたら…ちょっとトラブルが発生。
「そんじゃ今ぬ所を……貝橋!」
「えっ、は、はいっ!」
び、ビックリしたぁ…。
あたし、陸くんの事見つめ過ぎ?