海恋


もう空は薄暗くなって来たが、一向に七海は来なかった。



部活動をしている生徒も、そろそろ下校してしまう。



あたしは仕方なく、屋上を後にした。



昇降口まで行き、靴を取ろうと下駄箱を開けると、1枚のメモが入っていた。



4つ折りに折り畳まれた紙を開けると、綺麗な文字が並んでいた。



【咲良へ。

ちゅーは、行けなくて、わっさんな。

代わりに、あちゃー休みやさから、なげーさーやに来門に行かんかね?
俺もソヌ…話、あるぬさ。

やさから、あちゃー。
いつもぬ場所で、待ってるが。

              七海】



七海からだったんだ...



今日は、帰っちゃったんだ。

















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