海恋


「…七海?」



「アヌさあ、咲良。
無理かもしれんやしが...」



「な、何?」



「ちゅーさ、ラブホ泊まらんかね」



「ラブホ?」



ちょっとびっくりだった。



七海の口から、ラブホが出るなんて。



「ソヌ… まだ早いと思うやしが。

俺、どうしてもちゅーが良いぬさ。
なんか俺、胸騒ぎがするぬさ。
咲良と会うぬが、ちゅーとあちゃーが最後な気がするんだが」



「え…?」



七海は、何言ってるんだろう。



なんだか、様子が変だ。



…あたしは、まだ気付いていなかった。



突然の意味不な七海の言葉は、そう遠くない2人の未来を、壊すキッカケとなる事に……。

















< 319 / 390 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop