海恋


案の定、リコはびっくりしていた。



「コヌ人が、アヌ七海くん?
咲良ぁ、こんなでーじはばいきがと付き合っとるぬか」



「へへ…」



やっぱり、他人から見ても、七海はカッコいいんだね。



それからは、リコにお土産話を沢山して、あっという間に夜になった。



あたしは、ふとタイムカプセルの事を思い出した。



1枚の紙を取り出し、文章を考える。



あたしは、最初は滅茶苦茶迷ったけど、次第に書く事が浮かび上がって来た。



七海へのメッセージを書き終え、あたしは入れ物はどうしようかと考え、キョロキョロ辺りを見渡すと、水色の小さな箱が目に入った。



中学生まで、あたしが愛用の時計を入れていた鍵付きの箱だった。

















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