海恋
それからあたしは、ユウちゃんが陸くんと接近出来るようにと、なるべく自然な形で2人を接近させた。
例えば、ユウちゃんがたまたま、陸くんの机の近くに何かを落とし、それを彼は親切に拾って渡してあげたり。
その時のユウちゃんは、頬を赤らめながら『ありがとう』と言っていた。
陸くんも、『どういたしまして』と言いながら、微かに笑みを浮かべていた。
ユウちゃんの顔は、もう真っ赤だった。
ユウちゃんは、とっても可愛い女の子だと思った。
艶やかな焦げ茶色のストレートロング。
細身の小顔に、二重のパッチリ瞳、長い睫毛、プルプルの薄いピンクの唇。
ユウちゃんは可愛い系だから、モテるんだろうなあ。