LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
「もうっ、せっかくお祝いに来たのに…

はいっ、誕生日おめでとう!」


ピンクのリボンを付けたコーラを差し出した。



「…ナメてんのか?」


「じゃあ、あげない」

後ろ手に隠すと。


「っ、冗談だろっ、そんくらいケチんなよ!」

焦った様子で、それを取ろうと手を伸ばす。



「っ、ケチってないよ!

はい。
改めて、誕生日おめでとう」


そこで本来のプレゼントと、今のコーラを差し出すと。



「え…

マジ、か…


…あり、がと」

驚いて、照れくさそうにして、俯く…


可愛い奏曲っっ!



すると、何かに気付いたように…


「…オマエ、いつ来た?」


「え?、最初から居たよ?」


「っ!

ワリ…、さっきのは…」


バツが悪そうに謝って来たのは…

きっと、お礼キスの事で。



「あっ、うん、強制イベントなんでしょ?
一生に聞いた」

そうフォローしながらも…


胸がやたら、ざわめく…


< 209 / 348 >

この作品をシェア

pagetop