LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
だけど。


スッと割り入って絡んで来た足に、ハッとして…!



「ちょっ…、ふざけないでっ…
奏曲っ!退いてよっ!」

その腕の中で、抵抗してもがく最中…



「も…少しだけ」


切なげに掠れ声が零されて…



なんだか私まで切なくなって…

何も言えなくなる。




それを了解だと受け取ったのか、
奏曲は立ててた肘を崩して、横に倒れると…

瞳を閉じて、さらにギュッと抱きしめて来た。




身体が火照るのは、奏曲が熱いからだよね…?



仕方なく。

少しだからと自分に言い聞かせて、必死に心を落ち着けながらも…


お酒もそれなりに入ってた私は、
この状況にふわふわする感覚も手伝って…



そのまま眠ってしまった。








「…莉愛」


その呼び声に、うっすら目を覚まして…

定まって来た視界に映る、綺麗な顔に一瞬慌てて!


思い出した所で…



「起きた?」


一生が奏曲の腕を外しながら、救出の手を差し伸べる。


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