LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜

「おめでとお!キミはラッキーだ〜!
今日は別件で来てっから、みんなシラフ
なのでえす!」


別件…

それは売人の仕事かと、少し怯む。



「あれ!心配〜!?
まあ!4人も居たら怖いよねえ!

んじゃコイツら別車で、俺だけで送ってあげるねえ!
ゆっくり隼太の相談でも聞いてやろう!」


「っ、ほんとにっ!?」

最後の言葉に思わず食いつく。


「ダメですよ!リアさんっ」

すかさずカツくんが、必死の制止。



「な〜に言っちゃってるかな!カツく〜ん!
悔しかったらキミも早く免許取りなさ〜い!」

と凄む、ケンくん流の戯れ合い?



戸惑う私に…


「はあい!信頼の証!
本日は俺様が、安全運転を務めさせていただきま〜す!

しばしお待ちを〜!」

そう言って自分の免許証を手渡して来たケンくんは…

すぐさまみんなを引き連れて駐車場に消えた。



呆気に取られながら…


思えば最初の奏曲もこの前の一生も、そして今ケンくんも…

ヘビヴォの送りは強引だね、と振り返る。


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