LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
すぐに追いつかれるかも!

後ろに焦りながらも…


ケンくんが状況に戸惑ったのか、
方向転換に手間取ったのか、

意外とすんなり民家の庭にたどり着けた。



不法進入だけど、この際仕方ない!

もしもの時は助けてもらおうと、玄関まで進んだところで…


敷地前にケンくんの車が到着。



「ゴメン、ゴメ〜ン!
つっか、そんな嫌なんか〜い!

ま!怖がらせたお詫びに、今度こそちゃんと送ってあげよう!」

車の窓から、平然と声掛ける。


そんなの信用出来る筈なく、黙って首を横に振ると…



「リアちゃ〜ん!ココんちの人に通報されちゃうよ〜!?

ほおら!おいっで!」

ニヤニヤしながら、車から降りてきた!



「近寄らないでっ!
来たら警察に電話する…」

困り顔で睨み続けて、ケータイを胸の前で握り締める。



お願い!帰って…!


今後の絡みとか、隼太の事とか考えると…
出来れば警察沙汰にしたくない。




「い〜ねえ!根比べか〜い!」

それでもノンキに、帰る気配はない。


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