LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜

ハイペースで飲み過ぎたのか、
このキスDrugの中毒性が強いのか…


生まれて初めて、自分からキスした。




それは唇が触れるだけの、短いキスだったけど…


チラ、と映した奏曲は…

現実を受け入れられないような驚愕の顔で固まってて。


だけど次の瞬間。



鬼気迫る瞳が、スイッと私を捉えたと同時。

後頭部に回された手で引き戻されて…



再び唇が重なる。




あぁ、胸が…壊れそう…!



クチュ…

密着したそれは、微かな艶音をたてながら…

何度も、何度も、愛でるように…
唇で唇を撫でて、食んで、絡める。



私も夢中でそれを追って…


だけどお互い、そんなんじゃ全然足りなくなって…

舌先を掠め合って、求めて、求めて…


その熱を深く貪る。







このDrugは…



頭を痺れさせて。

身体を、ありえない快楽に陥し入れて。


心に取り憑く。




そんな終わりの見えないキスに…

今度はクラクションが制止をかける !


エントラス前に停めてくれてたから、奥の駐車場への進路を塞いでた。


多分見られてた状況の恥ずかしさから…

移動後は速やかな解散で、幕を閉じた。


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