LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜

「それでもいーと思う俺は…
救いよーのねぇバカなのかもな」


ガレージにて…

コーラを飲みながら、ノンキに意味不明な事を呟く奏曲。



「…なんの話?」


「…なんでもねーよ」


「…

だったら心の中で呟いてよ」


「オマっ…
やけに挑発的な態度だなァ?

なにキレてんだよ」



だって、なんだかムカつくし…

気を緩めたらまた、泣きそうだもん。


と、そこで奏曲がレディース達の所に呼ばれた。



その後ろ姿を見送りながら、盛大な溜息を零すと…


「奏曲となんかあった?」

心配してくれる、相変わらず優しい一生。


そういえば、さっきの話からすると…

私と奏曲が付き合ってると思ってたんだよね?



なのに、こんな風に心配してくれて…

事務所掃除の時も、変わらない態度で接してくれてて…


なんて優しいの!



その優しさに触発されたのか、抑えてた涙が滲んできて…

慌てて引っ込めようと奮闘する。



「だからっ、俺の前じゃ我慢しなくていいって」

それを柔らかく笑って、私の頭をクシャクシャ撫でる。


てゆっか…

それまだ有効!?
完全に振ったのに!?


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