LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
ちなみに言い分によると、このビーチは飲み会で知り尽くしてて庭みたいなもので…

この穴場は、夏の花火大会があった日の飲み会で見つけたらしい。



ともあれ、キスフレにここまでしてくれるだけでも…

十分幸せかな。


その瞬間、花火が上がる!




「うわぁ……!」


あまりの綺麗さに、続く言葉を失くした。



高校時代のバイト三昧とか、今の仕事柄とかで、花火自体ずいぶん久しぶりだったし…

初めて見た冬の花火は一層綺麗で…


それを大好きな人の隣で見れるなんて…



それだけで、泣きそうなくらい幸せだと思った。




瞬間。

頬に触れた唇…


身体がドクンと、激しく脈打つ。



たとえ頬でも、キスDrugの威力は絶大で…

むしろ頬だから、今までより特別に感じた。



だって愛しくなきゃ、こんな風にはしないでしょ?




そっと奏曲に目を向けると。


何事もなかったように夜空を眺めてて…

その綺麗な瞳は、眩しげに花火を溶かし込んでて…



なぜだか胸が詰まって、切ないくらいの好きが溢れる。


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