LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
途端、動揺を露わに…

困惑を浮かべて、顔を逸らす奏曲。



その反応は、言いにくい内容って事…?

聞いた事に、後悔と焦燥感が押し寄せる。




すると、再び私を捉えて…



「わかんね…?」


艶気に満ちた、切ない瞳で貫きながら…

その指の背が頬に触れる。



そんな視線と状況に、浮かされるように囚われてると…



唇に、極上のDrugが注がれる。




それは今まで以上に、甘く、甘く…


身体まで溶かされそう。




だけど、この流れでキスするって事は…

質問の答えが、所詮キスフレだって事?


ねぇ、濁すなんて卑怯だよ…!



キスで誤魔化されたくないのに…

でもそれを求めずにはいられない。


しかもこのキスはあまりにも甘美で…




好きだよ、もうどーしようっ…!


好きで、好きで、艶声が泣き声に変わりそうだよ…




不意に。


いつしか抱き締められてた身体が、その場にゆっくり崩された…


覆うように両手を突い立てた奏曲が、
苦しげで堪らなそうな瞳で見下ろして…



「ごめんっ…、もうムリ…」


私の手にキュッと指を絡めて、その身体が落ちてくる。


< 327 / 348 >

この作品をシェア

pagetop