LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
ドクン、と胸打つ間も無く…

そこに突然の音!


側のローテーブルに置いてる私のケータイから、着信音が響いた。


反射的にそれを映した奏曲は、2度見して…

即座、動揺を走らせる。



え、なに…?

そんな疑問も束の間…


襲うように重ねられた唇。



その舌は荒々しくそこを占領して、

グチャグチャに乱して暴れて、


悶え狂ったのも、僅か…



急に動きが止まった。



それに再び疑問を抱いた、瞬間。


奏曲はクッと身を怯ませて。

力強く絡めてた手と、身体を解くと…



「出ろよ、…隼太さんからだよ」

そのケータイを取って、差し出した。



身体を起こして、受け取りながら…

別れてから初めての電話と、今の状況に…
意味が解らず混乱する。



「…っ、良かったな。
イヴの日に、しかも今の関係であの人からかけてくるとか、リベンジ成功かもな」


言い終わるのを待たずに、切れた電話。



心を握り潰されたようなショックと…

信じたくない気持ちで、奏曲を見つめた。


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