女子高生の私と不機嫌な若頭


涼介さんの唇は柔らかくて甘い
それが余計に恥ずかしい


「ずっとこうしてたい」


そう言われると
身体中が熱くなる


『わ、私はなれませんっ』


そう言うと涼介さんはクスッと笑い


「ああ、杏奈はそれでいい……」


そう言って何度もキスをする
初めての私には何もできず
ただ、涼介さんの唇を受け止めるだけ


「やっと……俺の杏奈だ」


涼介さんの甘いキスと言葉で
私の身体は火照っていた


『りょ…すけさん……熱い…』


「ん?……えっ?お前、凄ぇ熱じゃねぇか!大丈夫か?」


涼介さんの手が冷たくて気持ちがいい
涼介さんとのことで安心したのか
私は大事な時に熱を出してしまい
私達は急いで帰ることになった。


真也さんと美鈴さん
家に帰れば翔子さんさんに三宅さん
涼介さんは私が熱を出したのは涼介さんのせいだと責められていた。
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