女子高生の私と不機嫌な若頭



今日も荒々しく私を抱く


最中に……俊太郎さんは口を開いた



「杏奈にいい知らせだ……岸谷を殺ることにした。親父はビビって当てにならねぇ……けど、俺に手を差し伸べてくれる人が現れた……クククッ」


岸谷を……殺る、ことに…した?
どうして……?



『……なんで?…話が違うじゃないっ!』


「ははははっ!俺はお前との約束は守ってるつもりだ……俺からは手を出さないって…手を出してきたのは岸谷だ」


な、何てことを……


「岸谷は杏奈に惚れ込んでんだな……そんなお前は毎日俺にヤられてるっていうのに……可哀想なやつ」


そう言って腰を振りながら笑っている
初めて……俊太郎さんに殺意を抱いた
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