猫メイド×高校教師













「あ、あの…先生の家に今日泊まるんですか?」

「そのつもりだけど?ダメ?」

「ダメ…じゃないですよ。だけど…」

「実は僕あと四時間後誕生日なんだよね」

「えっ?!先生の?!」

「そう。だから僕の側に夕凪ちゃんがいて欲しい」



そんな……聞いてないですよ。


明日先生の誕生日なんて……。


プレゼントも用意してないし。



「プレゼントならもらうからいいよ」

「えっ?」

「夕凪ちゃんを」



そんなことを言いながら先生はドアを開けて部屋に入れる。



「プレゼントは夕凪ちゃんがいい」

「なっ、何言ってるんですかっ?!」

「冗談だよ〜……ま、半分冗談じゃないけど」

「え?」

「ううん。とりあえず座りなよ。お茶いれるね」












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