【短編】甘い香り-Last×kiss-
そんなある晴れた日のこと…。


「…悠季。俺ずっとお前の事好きだったんだ」


卒業が近いからか、誰かが悠季に告っている。隣には、俺も居るってのに…。どっからどうみても、俺が彼氏じゃねえか。


「……ごめんね。彼氏がいるんだ」


「…彼氏って、誰?」


―――…っはあ~っ!?


誰って、悠季の隣に居る俺に決まってんだろ~っ!?


コイツまじ馬鹿じゃねえのか!??


てか悠季も、俺が彼氏だって言えよ!!!!
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