能あるイケメンは羽目を外す
杉原さんが私のドレスを眺めるように見て、柔らかな笑みを浮かべる。
このドレスは陽斗が私のためにデザインしてくれたものだ。
小柄な私でも身体のラインが綺麗に見えるように計算されてて、バックの流れるようなドレープも綺麗で、着ているとまるでプリンセスになった気分。
使ってる布は多分最高級のものなのか凄く手触りも良いし……。
ドレスを着せてくれた陽斗が満足そうに私を見て「とても綺麗だよ」って言ってくれた。
「ありがとうございます。もうウェディングドレス……見るのも嫌だったんですけど……」
結婚式もしないし、ウェディングドレスも絶対に着ないって決めていたんだけど……。
入籍してからずっと陽斗に説得されてたんだよね。
「もう結婚してるんだから結婚式なんか怖くないよ。楓のウェディングドレス姿見たいんだよね。俺の我が儘聞いてくれない?」
陽斗にそう何度も説得されて、私は今ここにいる。
このドレスは陽斗が私のためにデザインしてくれたものだ。
小柄な私でも身体のラインが綺麗に見えるように計算されてて、バックの流れるようなドレープも綺麗で、着ているとまるでプリンセスになった気分。
使ってる布は多分最高級のものなのか凄く手触りも良いし……。
ドレスを着せてくれた陽斗が満足そうに私を見て「とても綺麗だよ」って言ってくれた。
「ありがとうございます。もうウェディングドレス……見るのも嫌だったんですけど……」
結婚式もしないし、ウェディングドレスも絶対に着ないって決めていたんだけど……。
入籍してからずっと陽斗に説得されてたんだよね。
「もう結婚してるんだから結婚式なんか怖くないよ。楓のウェディングドレス姿見たいんだよね。俺の我が儘聞いてくれない?」
陽斗にそう何度も説得されて、私は今ここにいる。