ぼくのことだけ見てなよ
「椿姫」
黙っているわたしに、美島が声をかけてきた。目線だけ美島に向けると、クスッと笑って美島もわたしを見てきた。
そして、太腿にさりげなく手を置くと、カラダを少しずつ曲げてわたしに近付いてきた。
ここで、わたしが拒否ると、またタイミングがなくなっちゃう。だから近付いてくる美島に合わせて、わたしはそっと目を閉じた。
けれど、まったく訪れないクチビルの感触…。まさか、キスじゃなかったの!?
だとしたら、メチャクチャ恥ずかしいじゃない、わたし!そう思い薄く目を開けようとした時だった。
「椿姫」
「……っ!」
美島に名前を呼ばれ、ビックリして目を全開に開けてしまった。すると美島は、どこかイタズラっぽい笑みを見せていた。
「キス、待ってたの?」
「なっ…!」
「ねぇ、待ってたの?」
「ッ、ま、待ってたわよ…!悪いっ!?」
「いや、悪くないよ。でもそうカンタンにはしてあげない」
「はぁっ!?」
なにコイツ…どこまで俺様なのっ…!カンタンにはしてあげない、って…。口を開けたまま、美島を見てると。
黙っているわたしに、美島が声をかけてきた。目線だけ美島に向けると、クスッと笑って美島もわたしを見てきた。
そして、太腿にさりげなく手を置くと、カラダを少しずつ曲げてわたしに近付いてきた。
ここで、わたしが拒否ると、またタイミングがなくなっちゃう。だから近付いてくる美島に合わせて、わたしはそっと目を閉じた。
けれど、まったく訪れないクチビルの感触…。まさか、キスじゃなかったの!?
だとしたら、メチャクチャ恥ずかしいじゃない、わたし!そう思い薄く目を開けようとした時だった。
「椿姫」
「……っ!」
美島に名前を呼ばれ、ビックリして目を全開に開けてしまった。すると美島は、どこかイタズラっぽい笑みを見せていた。
「キス、待ってたの?」
「なっ…!」
「ねぇ、待ってたの?」
「ッ、ま、待ってたわよ…!悪いっ!?」
「いや、悪くないよ。でもそうカンタンにはしてあげない」
「はぁっ!?」
なにコイツ…どこまで俺様なのっ…!カンタンにはしてあげない、って…。口を開けたまま、美島を見てると。