告白します。
今度は私がうなだれる番だった。
そうです。全くもってその通りです。


さすがは主任と言う立場についてるだけ…、あ、コレさっきも思ったな。

ちゃんと見てるんだ。
こんな契約社員という立場であっても、周りの同僚とろくすっぽコミュニケーションとらない人物であっても。


「…すみません…。」


「ううん。謝って欲しいわけじゃないんだ。責めてる訳でも無いし。まあ、ただなんか寂しいな、っていう。」


主任が力なく笑う。
ううう。


「…そうです。おっしゃる通りです。掛けている眼鏡は私にとっては自制を保つ為のものです。以前いた職場で話が私自身の事に及ぶと、嘘を言ったり適当な事を言って誤魔化したりする事に、段々と疲れてきてしまって。それならいっそ、仕事以外の会話をしにくいような雰囲気の人間になってしまおうって…。」


「………。」

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