告白します。
ああ、やっぱり凄いんだ主任って。不遜な態度をとっていた私に対して、見捨ててないよ的な言葉を掛けてくれるだなんて…。


「…すみません。ありがとうございます。」


尊敬の眼差しで主任を見つめていたが、何となく変な表情をしだした。


「………、……え?」


「え?」


疑問に疑問で返す。何かおかしい事言ったっけ?


「えと、だからその、好きなんだけど俺。高野さんの事が。」


「はい。ありがとうございます……。」


……だよね。お礼言っただけなんだけど。
別に変じゃない。


「もしかして同じ職場の同僚として、って意味だと思ってる?」


「え?」

それ以外に何があるというのか。


主任は明らかに落胆した表情になり、頭を抱えた。
何の脈も…、とか、いやいや望みが無いわけじゃ…、とか小さな声でごにょごにょ言っている。

< 15 / 25 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop