空色canvas
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この日最初の鐘が敷地内に鳴り響いた。
「あっ…そろそろ行かなきゃ。先生と約束してるの」
「…先生?」
「うん!絵を教えてくれる先生…」
そう言うとしゃがみ込んで散らばっていた絵の具や筆を片付け始めた。
俺も自然と一緒に座り込む。
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―――
―…
「手伝ってくれてありがとう!」
「それ…持って行けんの?」
右手にはイーゼルと絵の具、左手には大きなキャンバスを抱えて目の前に立っている。
「うん!だいじょうぶだよ!ハル、またお絵描きしようね!」
「お絵描き…?」