空色canvas




「……サヤが?」




風に乗って後ろから聞こえてきた声にドキッとする。

それはやっぱり小学生ぐらいにしか思えない可愛い声で、後ろを振り向けばランドセルを背負った女の子がこっちを見てるんじゃないかな…なんて思わせてしまう。


だけど振り向くとそこには俺とタメぐらいにしか見えない女の子が立っていてニッコリと微笑んでいる。




「また見に来てくれたんだ」



「あぁ…」



腰まであるふわふわとゆるいウェーブがかかる栗色の髪が風になびいていた。




「昨日より進んだみたいだな…」



俺は青と白に染まるキャンバスを見た。


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