死んでもずっと友達だよ
「浩太、一緒に逝こう。

私たちは、友だちだから」




「止めろ、夏希!

手を離せよ!

オレはまだ死にたくないんだ!」




浩太がそう叫んだあとに、浩太の体は、屋上の手すりを乗り越え、宙に舞った。




そして浩太の体は、煌めく星空に黒い影となってシンクロし、そのまま地面へと落下した。
< 104 / 351 >

この作品をシェア

pagetop