こんな私、私じゃない。でも私・・・
水曜日
今日もご飯に行くことになっていてエレベーターホールで待ち合わせをしていた。
先に来ていた今野君は私が乗っていたエレベーターが開くと壁にもたれていた体を起こした。
「今日はどこに行く?」
いつもエレベーターを最後に降りるけど、乗った後に誰も乗らなかったので移動せずそのまま一番最初に降りた。
乗っていた人たちが私たちを見ながらビルを後にしている。
ああ・・・失敗したかな。
そこにもう一台のエレベーターが降りてきた。
あっ専務だ。
私のことは知らないだろうけど、とりあえず「お疲れ様です」と、会釈した。
何もなく通り過ぎると思っていた専務が私と今野君の前で立ち止まった。
「直人」
と、今野君の名前を呼ぶ。
えっ!?知り合い?
「こうだいさん、お久しぶりです」
こうだいさん?
たしか専務は安井幸大(やすいこうた)さんだよね?
その時、階段から降りて来たらしい早川さんが近づいてきた。
「専務、お待たせしました」
専務は早川さんに目を向けた。
「いや、ちょうど真人に会ったんだ」
と、早川さんに今野君のことを伝えているようだ。
早川さんとも知り合い?
「孝徳君も久しぶり」
今野君が早川さんを君付けで挨拶した。
あっそっか、早川さんって年下だった。
「真人さん、お久しぶりです」
今日もご飯に行くことになっていてエレベーターホールで待ち合わせをしていた。
先に来ていた今野君は私が乗っていたエレベーターが開くと壁にもたれていた体を起こした。
「今日はどこに行く?」
いつもエレベーターを最後に降りるけど、乗った後に誰も乗らなかったので移動せずそのまま一番最初に降りた。
乗っていた人たちが私たちを見ながらビルを後にしている。
ああ・・・失敗したかな。
そこにもう一台のエレベーターが降りてきた。
あっ専務だ。
私のことは知らないだろうけど、とりあえず「お疲れ様です」と、会釈した。
何もなく通り過ぎると思っていた専務が私と今野君の前で立ち止まった。
「直人」
と、今野君の名前を呼ぶ。
えっ!?知り合い?
「こうだいさん、お久しぶりです」
こうだいさん?
たしか専務は安井幸大(やすいこうた)さんだよね?
その時、階段から降りて来たらしい早川さんが近づいてきた。
「専務、お待たせしました」
専務は早川さんに目を向けた。
「いや、ちょうど真人に会ったんだ」
と、早川さんに今野君のことを伝えているようだ。
早川さんとも知り合い?
「孝徳君も久しぶり」
今野君が早川さんを君付けで挨拶した。
あっそっか、早川さんって年下だった。
「真人さん、お久しぶりです」