こんな私、私じゃない。でも私・・・
明らかに私の格好は襲って下さいって言ってる。

ドキドキ・・・

ドキドキ・・・でもアタマイタイ・・・

「わぁー新城さん」

私はそうはさせまいと痛い頭よりも体を動かした。

「するか。ホントめんどくさい。さっさと着替えろ」

と、新城さんは私から離れ、ベッドから降りた。

「ああ~シャワー浴びる?それともそのまま帰る?」

部屋を出ようとして振り返って聞いてくれた。

どうしようかな?

でも、どうしようじゃない。どうやって帰ろう?駅から20分って言ってたけど、どの辺だろう?

「車で送ってやるから」

そう私が考えていることを察知したように新城さんはそう言った。

「えっでも・・・」

それは申し訳ない。

「一人で帰してめんどくさいことになるよりいいから」

と、言い部屋を出て行った。

どういう意味だろう?

私は服を着て洗面台をお借りして、送ってくれると言う新城さんのお言葉に甘えた。

新城さんの住んでいるマンションは寝室にしている部屋と奥にリビングがある。リビングいる新城さんに声を掛けた時に一瞬見たのは物凄く広いリビングだった。

ここで一人暮らし?

「新城さんって一人暮らしですか?」

一緒に玄関を出るときに聞いてみた。

「そうだけど?なに?」

「いえ、一人暮らしにしては広いと思ったので」

「そう?」

エレベーターの下ボタンを押した。

ここは8階、ドアが2つしかないので1フロア2部屋なのだろう。

エレベーターが上がってきたので乗り込む。閉ボタンを押した。

すぐにエレベーターは止まり6階で扉が開いた。
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