こんな私、私じゃない。でも私・・・
すぐるは知らない。

私の『気になる男』だったこと。

それからどんどん変わっていって・・・

「今すぐに聞きたいところだけど、その話はまた今度ね」

すぐるの唇が私の肌に触れる。

いつの間にか私は何も纏っていなかった。

「すぐる・・・」

物凄く恥ずかしくなって、身体を反転させうつぶせになった。

「わかってないな」

そう声が聞こえた瞬間、背中に這わされた唇。

「・・っ・・ああっ・・・」

我慢するとかそんなことを考える前に漏れていた声・・・

「美沙は背中が・・・」

そう言いながら這い続ける唇と舌と私の肌を撫でていく手。

「・・・すぐ・・る・・・」

うつぶせのままの私はすぐるの名前を呼んだ。

それに気づいたすぐるの動きが止まった。

「美沙」

私を反転させると首筋に唇と舌を這わせて、胸の膨らみに優しく手が触れていく。

時間を掛けて愛撫していく、そして夢中にさせていく。

「・・・はぁ・・ん・・・」

弱いところに唇と舌が這っていく、優しく触れていた手が唇の動きと共に荒々しくなっていく。

「俺のものだから・・・」

下りていく手、どんどん進んでいく・・・

「・・・ああっん・・・っやっ・・」

もうわからなくなっていた。

「可愛い・・・ずっと・・一緒な・・・」

すぐるの声が聞こえたような気がした。




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