こんな私、私じゃない。でも私・・・
うーん・・・

閉じていた目がだんだん開いていく。

目が覚めた時、外はまだ真っ暗だった。

「まだ夜中だよ」

隣で私を見ていたらしいすぐるが含み笑いを浮かべてる。

「このまま寝かせて・・・」

「約束は守ってもらわないと・・・」

首筋に唇が這う。

「約束なんてしてない」

そう言ったのに無視して唇が這っていく。

そして、私は、いとも簡単にすぐるに溺れていく。

でも・・・

「・・・やっ・・すっすぐる・・・すっすこし・・話、しない?」

私は溺れていきそうなのをムリヤリからだを起こしすぐるから離れた。

「なんだよ」

すぐに引き戻された。

逃げられないように抱きしめられる。

「なんの話?」

ちゃんと話しに付き合ってくれるんだ。

「えーっと・・・」

とっさに出た言葉だったので何も考えてなかった。

「あっあれ!『俺の方が先なんだろうな』ってどういう意味?」

さっき言ってたこと。

「・・・・・・」

すぐるは何も言わずからだを浮かせて私の顔を見た後に目線を落とした。

「美沙はどうして今、俺とこうしてるの?」

えっ!?

どういう意味?

「どうしてってすぐると一緒にいたいから」

どういう言葉を返したらいいのかわからないけど、正直に答えた。

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