こんな私、私じゃない。でも私・・・
「この続きは夜ね」
そう言うとチュッとリップ音をさせてすぐるが離れた。
「もう・・・」
「美沙が悪いんだよ。足りないって顔をするから」
「してない」
「そう?じゃ俺の勘違いだった?」
ニヤリとして体を起こすとベッドに座った。
「ほらっシャワー浴びておいで」
立ち上がり部屋を後にした。
もう・・・
余計にカラダが熱くなってどうしようもない。
さっさとシャワーを浴びて冷まさないとダメだ。
私は勢いよく起きあがったが何も身に着けていないことに慌ててしまった。
もう・・・
すぐるのせいだよ・・・
シャワーを浴びてリビングに行くとコーヒーのいい香りがした。
「ほらっコーヒー淹れたよ」
すぐるがキッチンのカウンターにちょっど私のマグを置いたところだった。
「ありがとう」
マグを手に取りひと口飲んだ。
「相変わらず美味しい」
「そう?それは良かった」
いつもと変わらないやり取り。
「ずっと、飲みたい」
「ずっと淹れてあげるよ」
ずっと・・・
すぐるの言う『ずっと』はどういう『ずっと』なんだろう?
私の『ずっと』と同じなの?
そんなことを考え始めている自分がいる。
そう言うとチュッとリップ音をさせてすぐるが離れた。
「もう・・・」
「美沙が悪いんだよ。足りないって顔をするから」
「してない」
「そう?じゃ俺の勘違いだった?」
ニヤリとして体を起こすとベッドに座った。
「ほらっシャワー浴びておいで」
立ち上がり部屋を後にした。
もう・・・
余計にカラダが熱くなってどうしようもない。
さっさとシャワーを浴びて冷まさないとダメだ。
私は勢いよく起きあがったが何も身に着けていないことに慌ててしまった。
もう・・・
すぐるのせいだよ・・・
シャワーを浴びてリビングに行くとコーヒーのいい香りがした。
「ほらっコーヒー淹れたよ」
すぐるがキッチンのカウンターにちょっど私のマグを置いたところだった。
「ありがとう」
マグを手に取りひと口飲んだ。
「相変わらず美味しい」
「そう?それは良かった」
いつもと変わらないやり取り。
「ずっと、飲みたい」
「ずっと淹れてあげるよ」
ずっと・・・
すぐるの言う『ずっと』はどういう『ずっと』なんだろう?
私の『ずっと』と同じなの?
そんなことを考え始めている自分がいる。