こんな私、私じゃない。でも私・・・
チェックを終えて近藤主任に資料を渡すとちょうど定時を迎えた。
「ありがとう。後はこっちでするからいいよ」
「加工したファイルをそのまま今日の日付のフォルダーに保存してありますので、お願いします」
会議資料用に新たに加工をするだろうから探さないように保存先を伝えた。
「ありがとう。助かるよ。今日は急ぎないだろうから上がっていいよ」
上がるつもりなんだけど、そう言われると助かる。
「はい、じゃお先に失礼します」
「お疲れ様」
近藤主任はそう言うと仕事に戻っていった。
机の端に寄せた書類をデスクにしまい、パソコンをシャットダウンする。
バッグを引出しから出すと鍵を掛けた。
残っている人に挨拶をするが、水曜日で定時に上がる人が多いので明日の会議に出席する人達なのか役職者だけが残っていた。
フロアーを出るとバッグからスマホを取り出して、すぐるからのメールを確認しようとスマホに目を向けた時に声を掛けられた。
「神村さん」
声を掛けたのは木田主任だった。
「お疲れ様です。どうかされました?」
一瞬立ち止まったものの木田主任も帰るところみたいなのでエレベーターホールまで歩き出した。
木田主任は慌てて隣に来て並んで歩き出した。
「ご飯食べに行かない?」
エレベーターホールにちょうど着いた時に隣から声がした。
「ありがとう。後はこっちでするからいいよ」
「加工したファイルをそのまま今日の日付のフォルダーに保存してありますので、お願いします」
会議資料用に新たに加工をするだろうから探さないように保存先を伝えた。
「ありがとう。助かるよ。今日は急ぎないだろうから上がっていいよ」
上がるつもりなんだけど、そう言われると助かる。
「はい、じゃお先に失礼します」
「お疲れ様」
近藤主任はそう言うと仕事に戻っていった。
机の端に寄せた書類をデスクにしまい、パソコンをシャットダウンする。
バッグを引出しから出すと鍵を掛けた。
残っている人に挨拶をするが、水曜日で定時に上がる人が多いので明日の会議に出席する人達なのか役職者だけが残っていた。
フロアーを出るとバッグからスマホを取り出して、すぐるからのメールを確認しようとスマホに目を向けた時に声を掛けられた。
「神村さん」
声を掛けたのは木田主任だった。
「お疲れ様です。どうかされました?」
一瞬立ち止まったものの木田主任も帰るところみたいなのでエレベーターホールまで歩き出した。
木田主任は慌てて隣に来て並んで歩き出した。
「ご飯食べに行かない?」
エレベーターホールにちょうど着いた時に隣から声がした。